Vol.60_小学生からの最適な英語学習とは?- Part 2

「小学生からの最適な英語学習とは?」という疑問にお答えする今回のブログ、

  1. 英語を『好きに、得意に』するために
  2. 4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く伸ばすために
  3. 将来希望する高校・大学に行くために

前回は①『英語を『好きに、得意に』するために』のポイントをお話しました。
今回の内容もぜひ参考にしていただけたらと思います。

4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く伸ばすために

2020年に行われた教育改革では、特に英語教育に大きな変更が行われました。※1
この大きな変化についていくために、幼少期から4技能(聞く・話す・読む・書く)の基礎をバランス良く身に付けておくことが一層大切になっています。

では、『4技能をバランス良く伸ばす』ためのポイントは何でしょう。

それは、前回にもお話しした【フォニックス※2です。

なぜ、【フォニックス】が4技能をバランス良く伸ばすことができるポイントになるのでしょうか。

多くの子供達の場合、ネイティブの先生と話をすることが英語の世界への入り口になります。今やネイティブの先生が英会話を教えている幼稚園も少なくありませんね。

子供達は、先生の発音を聞いて繰り返すことで、まずはじめに「聞く」と「話す」を身に付けます。

次に【フォニックス】です。フォニックスを学ぶ中で、

  • 単語の綴りと音を結び付ける→読む
  • 音を頭の中で確認する→聞く
  • 頭の中で音を発話する→話す
  • 結びついた音と綴りを使う→書く

と4技能それぞれの力を習得していきます。

フォニックスは「英語が分かる」という大きな自信につながると同時に、「4技能を結びつける働き」もするのです。

ネイティブもフォニックスを活用して読み書きを学習します。ネイティブの英語習得と同じ過程をたどることで、自然な言語習得の過程で英語を理解する土台ができあがり、それが将来の「自然な会話・対話力」「英語の総合力」につながっていきます。

フォニックスの習得は、すぐに出来るものではなく、長い時間がかかります。
そこで大切な要素になってくるのが、楽しく習得できることです。

当校オリジナルの【プロスフォニックス】では、身体とキャラクターを使って楽しくフォニックスを学びます。他にも「音楽を使ったフォニックス」や「チャントを活用したフォニックス」など様々な学習法があります。
フォニックス学習は、身体や音楽・リズムを使わなければ退屈になりがちです。学習法は様々ですが、「自分で読める喜びや分かる楽しさを感じること」が、「前向きに取り組む姿勢で自主的に取り組む」「さらに分かることにつながる」の好循環につながります。

そして、フォニックスを始めるのに最適な時期、それが音と文字が自然に頭の中でつながる小学1・2年生です。

小学1・2年生の間に英会話に加えてフォニックスを学ぶ最大のメリットは、急がず、楽しく、自然なペースで読み書きの基礎を身につけることができる時間が取れることです。そうすることで、英語が「分かる」自信に加えて、4技能をバランスよく統合する循環が生まれます。

小学生からの最適な英語学習方法について、ここまでお話ししてきた二つのポイントを確認しておきましょう。

  • 英語を『好きに、得意に』するために
    「分かる」から「楽しい」、「楽しい」から「前向きな姿勢」で自主的に勉強に取り組み、それが「さらに分かる」ことにつながるという好循環を作る。
  • 4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランス良く伸ばすために
    小学1・2年生の間に、英会話に加えてフォニックスを学ぶことで、4技能をバランスよく統合する循環を生む。

ということでした。

その二つを踏まえたうえで、シリーズ最終回では、『将来希望する高校・大学に行くために』のポイントをお伝えしましょう。

※1 2020年の教育改革では、小学3年生から外国語活動が導入され、高学年では教科学習になり、中学1年生の英語が難化し、早い段階から英文を読む力が求められるようになりました。また、大学受験までに学ぶべき語彙数が1.3倍になり(4200語から5400語)、読む・書く・聞く・話すの4技能の強化が謳われて、大学の共通テストは文法・語彙の問題がなくなって長文のみ。4技能強化のため英検などの外部テストを併用する大学も増えてきています。グローバルな環境で活躍できる人材の育成と、英語力の向上を掲げた4技能をベースにした抜本的な改革といえる内容です。

※2 フォニックスとは、ひとつひとつのアルファベット(文字)を音と結びつけて、自分の力で英単語を読んでいくためのテクニックです。フォニックスを活用して「自力で読める」とは、アルファベットそれぞれの音を正しく、相手に伝わるように発音できるとともに、様々な規則を習得して自分で単語を読んでいけるようになるということです。大人になってからでは習得できない母音も、幼少期にフォニックスを学べば正確に発音できるということも幼少期にフォニックスで学ぶメリットの1つです。

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