Vol.126 【留学インタビュー】英語漬けの日々でも全く嫌にならなかった理由

年中さんから高校3年生までの約14年間当校に通い、今年4月に神戸市外国語大学(スペイン語学部)の4回生になったMさん。3月までの約1年間ニュージーランド(オークランド)に留学し、帰国後の現在は英語を使った仕事を目指しているMさんにインタビューをしました!


ーーー 留学した学校について教えてください。どんなところが良かったですか。

留学先は、大学と提携している留学センターの紹介でNew Zealand オークランドの語学学校【NZLC】でした。1クラスは平均12名。全部で200人位だったと思います。英語のレベルで7レベルに振り分けられます。今回の留学で一番良かったことの一つは、最初から上のレベルのクラスに入れたことです。スピーキングは圧倒的に欧州から来た人が強いので、私は文法と語彙力で勝負して上から2つ目の Upper Intermediateから開始し、そこから頑張って3ヶ月で一番上のクラスに入れました。クラスには日本人はほとんどおらず、全ての会話が英語でした。やる気のある人ばかりだったのがラッキーでした。基礎レベルは圧倒的に日本人とタイ人が多く、一旦下のレベルに入るとなかなかレベルアップできないようです。

ーーー 語学学校ではどんな勉強をしましたか。

2ヶ月弱でTESL(Teaching English as a Second Language)の資格を取得しました。ケンブリッジ英検NZLCでは一番上のB2- First(英検1級〜準1級・Cerf B2レベル)を取得しました。資格も取りたかったので、よく勉強したし、よく遊びました。授業で現地のスラングを教えてくれたり、自信をもってコミュニケーションが取れるようになるための色々な工夫がされていたのも良かったです。

ーーー 日本で勉強しておいて良かった!と思ったことはありますか。

圧倒的に文法と語彙プロス在学中に英検準1級を取れたことも良かったし大きな自信になりました。

ーーー 勉強以外ではどんなことが印象に残っていますか。

色々な所に旅もしました。ニュージーランドは南北に広がる国で自然が豊かで雄大で美しく、日本では絶対に味わえない感動があります。皆さんにも是非一度行って欲しいです。

ーーー ホームステイ先はどんな感じでしたか。

初めの3ヶ月はインド人のファミリー宅でホームステイをしました。週末ごとにインドの人たちの集会に連れて行ってもらって、文化や食文化の違いを肌で感じる面白い経験でした。4ヶ月目からは1人で住みましたが、それも両親の有り難みを感じる良い機会になりました。

ーーー 現地で思い出に残ったことは何ですか。

アルバイトができる学校だったので、行って4ヶ月目から週に2〜3回 イラン料理のレストランで働けたのも良かったです。バイトも英語ができないと採用してもらえないので英語力は必須です。お店は現地の人や観光客、世界中からのお客様で一杯でした。頑張ったら「あなたにチップを渡したい」と言ってもらえたり、分かりにくいことはしっかり確認する度胸がついたりして、とても良い経験でした。一緒に働いていた人と良い友達になれたのも良かったです。

ーーー 留学して何が一番変わりましたか。

物おじしなくなったことです。自分が思ったことをしっかり伝えることができるようになりました。これはバイト先での経験も大きいと思います。ずっと英語だけに囲まれていても、毎日英語にイマージョン(英語漬け)になっても全くストレスを感じませんでした。小さな頃からプロスに通っていて、環境として英語があったこと、英語スクールに通うのが当たり前になっていたお陰だと思います。

ーーー 留学を考えている後輩たち、英語を頑張っている後輩たちへのメッセージをひとこと💕

海外で文法を学ぶのは難しいので、文法と語彙は絶対日本で固めておいた方がいいです。日本にいる間にしっかり文法と語彙を学んで、海外では上のレベルから英語学習を始められるように日本で頑張っておくのが絶対お勧めです。幼少期からネイティブに接することや、長期間継続して学ぶことも大切だと思います。


インタビューの後、Mさんから届いたメッセージです。

’I could go through everything because of you.’
(皆さんのお陰で、色々なことを乗り越えることができました。)

こちらこそ、プロスの生徒が目標に到達するまで成長を見守りなりたい姿に近づくお手伝いができることは何にも勝る喜びです。
約1時間のインタビューで、Mさんは、語彙力、文法力を習得する意義、環境として英語があることや英語の勉強を継続することの大切さを語ってくれました。
「ずっと目標にしてきた留学に行けてとても良かった。TA(タ〜)はニュージーランドで Thank you.の意味なんです。色々なことを知ると聞こえてくる単語も増えて面白かった。」
色々なエピソードも交えて、終始満面の笑顔でインタビューに答えてくれたMさん。周りの人を思いやる優しさに、思いを率直に言葉にする逞しさを留学で身につけて、楽しみながらズンズン進んでいく姿が輝いて見えました。
Mさんは現在、ずっと働きたかった業界での就活真っ最中。「将来は葡萄のバッジを胸につけてソムリエもやってみたい」とひとこと。
就活を終えたら、将来のソムリエに「ワインをご馳走するお約束」を果たせる日を楽しみにしています。

Seiko

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