【長文読解ヒント①】文脈を捉えるスキルが鍵《前編》
今年の4月開講した予備校プライベートクラス。
このブログを通して、メイン講師の安本先生に英語を伸ばしたい受験生の多くが抱えている悩みを中心に色々と質問し、現状打破のヒントを伝授してもらいます。ぜひ参考にしてみてください!
今回は、前回のブログ『現状打破のヒントは長文にあり《後編》』の最後でも少し触れた「文脈」にフォーカスしたお話です。
当たり前のことですが、文と文はつながっています。前の文の内容を受けて、次の文が書かれます。急に内容が変わるわけがありません。必ず何等かの意味のつながりが文と文にはあるはずです。そのつながりを「文脈」と呼ぶのです。しかしこの「文脈」を正しく教えてもらったことのある人は、ほっっっっっとんどいないのではないでしょうか?「前後の文脈から判断してオが正解!」といった説明を受けることがあるでしょうが、これでは何の説明にもなっていません。わたくしが受験生の頃「単語の意味は文脈が決めるんだ。だから文脈から判断してこの単語の意味は〇〇〇だ」と当時の担当の先生がおっしゃったのを今でも覚えていますが、「でその文脈って何やねん?」と思ったことも今でも覚えています。
本題。
文と文は意味的なつながりを持っている。そのつながりは大きくわけて3つ。
① 次の文は前の文のいいかえ
② 次の文は前の文の具体例
③ 次の文は前の文の原因・理由
大きくですがこのように大別できます。前の文と次の文とのつながりを示す標識(例:but, however, in addition, moreover, for exampleなど。これらをディスコースマーカーといいます)があれば、それら標識に従って内容を把握して行けばよい。しかし、ディスコースマーカーが無い場合はどうすればいいのでしょうか?たいていが、上記①~③のどれかに基準に従って文章が構成されています。
次回は実際に文を読んで考えてもらいましょう!
次回『【長文読解ヒント①】文脈を捉えるスキルが鍵《後編》』では、実際に文を読んで考えてもらい、しっかり解説していきます。お楽しみに!
予備校プライベートクラスは、これまでの英語学習で知識が詰め込まれて混乱した頭を整理して、長文を中心に「英語の本質」を捉える短期集中プログラムです。
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