Vol.33 40th Anniversary – Part2

前回に引き続き、代表 本山による『プロスと共に歩んだ40年の歴史』をお届けします。
続いては『今のプロスにつながるエピソード』です。たくさんあるエピソードを6つに絞り、今回はまず3つご紹介します。お楽しみください!


episode 1. 幼児教育 読む力を育てる「プロスフォニックス」の開発

プロスには創立当初から園児や小学生が通っていたが、幼稚園での英語教室を開始したのは1990年だった。最初は会話が中心だったが、留学した生徒の苦労話を聞き、自らも海外とやりとりをするようになって英語を速読する力の必要性を痛感した。幼少時代から効率よく読む力を育てる方法を模索した。

綴(つづり)と音を関連させて読む力を習得するフォニックスには昔から興味があったが、初期のフォニックス教材は「退屈」で効果が無かった。そんな時にボディー・フォニックスという概念に出会って感動し、2012年には身体を使ったプロス独自の「プロスフォニックス」を開発した。大阪府が府内の小学校20校を指定してフォニックス教育に力を入れ始めた2013年には、関西のテレビ番組の取材も受けた。プロスフォニックスの導入以来、子供たちの読む力は飛躍的に向上。ネイティブに近い感覚で読む習慣をつけることが後の速読力にも直結し、その効果は着実に高まっている。

episode 2. 海外でのマネジメント 才能を生かして活力を生み出す

プロスのマネジメントを信頼する後輩に任せて、フィリピンでも1年間、英語学校のディレクターを勤めた。その間、JETROの通訳をしたり、翻訳をしたり、日系企業で英語を教えたり、日本語を教えたりもした。フィリピン人と日本人の違いを知って、それぞれの才能を尊重しながら仕事をする大切さも経験をさせてもらった。才能の違いを生かせば活力になることを身をもって体験した一年だった。その経験はその後のマネジメントの参考になり、生徒の才能を大切に育てる原動力にもなった。フィリピンで共に働いた皆とは、今でもオンラインで交流をしている。

episode 3. 大学で教鞭をとる 大学の動向を踏まえた中・高生の教育法の確立

プロスの生徒さんのヨガ教室で大学教授を紹介して頂いたのがきっかけで、大学で教鞭を取るようになった。大学でどのような指導が行われているのか、文科省の方針がどのように通達されているのか。大学での動向を踏まえたうえで中・高生の教育法に反映したいという思いもあり、週に1度教鞭を取らせて頂いて20年になる。学生と話をして、就活の実態や大学生の思いを知る良い機会でもある。


次回も『今のプロスにつながるエピソード』をお届けします。お楽しみに!

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