なぜIf節にwillを使わないのか?丸暗記をやめて本質を理解しよう《後編》

大学受験が迫っている、だけど「英語だけがネック…」そんなあなたの為の『短期決戦!予備校プライベートクラス』。
このブログを通して、メイン講師の安本先生に英語を伸ばしたい受験生の多くが抱えている悩みを中心に色々と質問し、現状打破のヒントを伝授してもらいます。ぜひ参考にしてみてください!

前回、『時・条件を表す副詞節ではwillを使わず現在形を用いる、と習うのはなぜ?』という質問に対し、まさかの「誰かの誤用」が理由だったというお話でしたね。日本語でも間違って使われている言葉があるのと同じなんですね!

ではその続きから。

ところで、If it will rain tomorrow, we will cancel the picnic.とは言わないのでしょうか?

1) If it will rain tomorrow, we will cancel the picnic.
2) If it rains tomorrow, we will cancel the picnic.

1)、2)はどちらも文法的には正しい文です。しかし、内容や状況が異なります。
1)は法助動詞のwillがあるため、明日雨が降るかどうか不確実な状態で(これを専門的には「閉鎖条件」と言う)、天気を推量しています。しかし2)は明日雨が降ることが確実であるという前提で述べられており(これを専門的には「開放条件」と言う)、雨が降った時点で中止するという内容を述べています。でも1)と2)とは微妙な違いですね。
では次の例(時を表す副詞節)はどうでしょうか。

3) I will be watching TV until my mother comes home.
4) I will be watching TV until my mother will come home.

どちらも文法的には正しい英文です。3)は母が帰ってくることは100%確実に起こる事実です。それを前提にして「母が帰って来るまでTVを見る」と述べています。4)は母が帰ってくるかどうか確定していません。で、帰って来るんやったらそれまでTVを見るという内容です。でも常識的に考えてお母さんは毎日帰って来ますよね。だから通常は3)が正解なのです。しかし、前後に複雑な文脈があり、母親が帰ってこないことがよくあるという家庭であれば4)が正解、ということになります。

willという助動詞(正確には「法助動詞」と言う)を芯から理解するには「法」という概念が分からないといけません。上述した「開放条件」「閉鎖条件」、さらに英語の「時制」についても完全な理解が要求されます(ちなみに「時制(tense)」と「時(time)」とは異なる概念です)。これらについては別の機会に説明したいと思います。楽しみに待っててねぇ~♪

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